スタッフブログ
おはようございます。
山口市にあるふじもと呉服店の山本です。
寒くなり、11月になると、私たちふじもとのスタッフは、
「いよいよ成人式が近付いてきたな」
と思い、少し落ち着かない気持ちになってきます。
「20歳の記念」
「一生に一度の成人式」
ふじもとでお世話させていただく皆様に、良い1日を過ごしていただきたいと思うので、準備にも熱が入り、色々な事が気に掛かり、落ち着かない気持ちになります。
21歳の娘の成人式は、2021年(令和3年)の5月でした。
コロナの影響を一番受けた成人式でした。
あれからもう1年半経ったなぁ〜と思いながら、
私が親として経験した、娘の振袖選び・前撮り・成人式で気付いた良かったことと反省点、について書いてみたいと思います。
目次
振袖選び
以前ブログにも娘の振袖選びについては書かせていただきましたが、娘の振袖選びは、娘が高校3年生の夏くらいから始めました。
私がこの仕事をしているので、同級生の皆さんが選びに来られてからだと、どうしても他の方が選ばれた振袖の色や柄と被らないようにと意識しながら選ぶようになってしまいます。
娘には純粋に「自分の着たい振袖」を選ばせてあげたかったので、同級生の皆さんが来てくださる前に選びました。
私の方で、何となく
「娘に似合うかな」
「こんなのを着たらいいな」
「こんなのを着てほしいな」
と思っているのを、何枚かピックアップしていて、それを着せて合わせてみました。
どれもかわいいとは言っていたものの、どうもしっくりきていない様子で、そんなことを何度か繰り返しましたが、なかなか「これ!」という形には決まりませんでした。
今、改めて思うと、最初から私は間違っていました…。
振袖選びは親の私が似合いそう、着せたい、ものではなく、
娘が「着たい」と思うものを選ぶということを、すっかり忘れていました。
ご来店いただく皆様には、
「お嬢様の着たいと思う振袖を」
と当たり前のように思っているのに、いざ自分の娘となると、それをすっかり忘れていたのです。
お恥ずかしい限りです。
ただ少しだけ言い訳をさせていただくとすると、親の私がこの仕事をしているからこそ、娘には誰よりもかわいい振袖をと思ってしまっていて、ついつい私主導になってしまいました。
「娘を一番かわいくしたい」
と思うのは、どこの親御さんも同じですよね。
私はそこがつい強く出てしまっていて、しかもそれに全く気が付かなかったという失敗例です。
もちろん、親御さんが着てほしいな、似合うなと思う振袖を着ることは悪いことではありません。
ただ、そこが一方通行ではなく、お嬢様の方も「これが着たい」と思わなければ、お嬢様はもちろんですが、後々親の私たちも苦い思いをしてしまうなと、気付かされました。
その後なかなか決まらないので、私の意見なしで、お店の振袖の中から娘の着たいものを選ばせたのが、最終的に決まったミントグリーンの振袖でした。
振袖選びの途中で何とか、
「娘の着たいものを選ぶ」ということに気が付けたことは、私たち親子にとって本当に良かったです。
もしあのまま、私の思いで選んだものにしていたら、前撮りや成人式で見せてくれた娘の笑顔は、なかったのではないかなと思いますし、後で気付いた私はとっても後悔したと思います。
後で聞いた話ですが、娘は何度か成人式の当日にふじもとでバイトをしたことがあったのですが、その時にたくさんの振袖姿を見て、自分なりに着たいイメージがあったみたいです。
ですので、振袖選びをされる前に、パンフレットやふじもとからお送りしている先輩方の振袖姿の冊子などを見て、少し自分の中でイメージをしておくと、振袖選びがスムーズになるのではないかと思います。
そしてその辺りの話を、親子間でご来店いただく前に話して共有しておかれると、よりスムーズで、振袖選びを楽しんでいただけると思います。
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スタッフ山本 娘の振袖選び
コロナ禍の中で、娘の成人の日を迎えて感じたこと。
令和3年 山口市成人式 ~コロナ禍での成人式を終えて~
前撮り
前撮りはコロナ禍で、ステイホームと言われなかなか外出しづらい時期にしました。
娘が県外に住んでいるので、またいつ移動制限がかかり、帰省できなくなるかもしれないと思い、慌てて撮影しました。
前撮りは息子と愛犬も一緒にしました。
その当時、息子は高校2年生で、姉の前撮りと言っても、なかなかすんなり参加してくれる年齢ではありません。
どうなるかなぁと心配しましたが、無事に終えることが出来ました。
たまたまですが、私が息子に
「姉の前撮りだから弟と写真は一緒に撮るもの」
だという雰囲気で話をしていたのが良かったのではないかと思っています。
「前撮りだけど、来る?」
なんて聞き方をしていたら、多分「行かない」という返事だったと思います。
何故そこに気が付いたかというと、前撮りの前日に息子から
「明日、何で前撮りに行かなきゃいけないんだっけ?」
と聞かれたからです。
多分、写真を撮ることを当たり前のように言われたから疑いもしなかったけど、良く考えてみたら「?」だったみたいです。
「もう予約してるし、今更断れないから、一緒に来てね〜」
って誤魔化して、見事姉弟&愛犬のスリーショット撮影に成功しました(笑)
加えて愛犬と一緒に撮れたことも良かった点です。
我が家の愛犬はシーズーで、比較的大人しく、撮影中も抱っこを我慢できるので、それが可能でした。
抱っこはもちろんですが、お利口にお座り出来たりするペットであれば、撮影は可能です。
ペットも大切な家族です。
撮影参加可能かどうか、お気軽にご相談くださいね。
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成人式の前撮りと後撮りへの下準備
家族写真が今アツい!!
自分の成人式の前撮りをした時と妹の時の思い
成人式
先程もお話しした通り、娘の成人式はコロナ禍真っ只中の5月でした。
例年行われていた市内みんなで開催の1部制から2部制になり、
延期になり、
5月になり、
と二転三転した年でした。
市によってはリモートだったり、中止になったりした所もあったので、山口市は開催してもらえただけでもラッキーでした。
娘のヘアセットをお願いしていた美容室は、行きつけだったので、予定が二転三転しても柔軟に対応してくださいましたし、娘の好みもちゃんと分かってくださっていたので、仕上がりも大満足で、娘もとても喜んでいました。
今のお嬢様方は、とってもオシャレで、こだわりをしっかり持っておられるので、行きつけの美容室や自分好みの美容室で納得した仕上がりにしてもらえることは、とっても大事なポイントだと思います。
自分がこだわっている分、お友達のヘアメイクも気になりますし、それが分かっているからこそこだわりたい。
成人式に向けて自分であれこれ考え、こだわることで、より一層成人式を楽しめてるんだなぁと、娘を見ながら感じました。
指先のネイルも、しっかりこだわっておられる方がほとんどでした。
娘はふじもとの購入特典でプレゼントの、オーダーで作ってもらった、振袖の同じ柄のオリジナルオーダーネイルチップをしていきました。
娘は飲食店でバイトをしている関係で、爪を伸ばしたり、ジェルネイルをしたり出来ないので、ネイルチップはとても助かりました。
ちなみにふじもとでは、娘と同じ理由でネイルチップを希望される方がとても増えてきたので、ご購入の特典でのプレゼント以外(レンタルやママ振りなどの小物をご購入の方など)でも、オリジナルネイルチップを特別価格でお受けしておりますので、気になる方はご相談下さい。
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振袖選びのお手伝い[髪飾り編]
どう魅せる?振袖ヘアは髪飾りにもこだわろう!
ショート&ボブのヘアアレンジ特集
いかがだったでしょうか?
皆様の振袖選びや前撮り、成人式の参考にしていただけると嬉しいです。
併せて、振袖のご相談など、お気軽にお声掛けください。
喜んでご相談をお受けいたします。
ふじもとは皆様に支えていただき、おかげさまで創業100周年を迎えることができました。 一般の着物はもちろん、成人式の振袖の購入・レンタル・ママ振等のリメイク・小物のコーディネート、ふじもと直営店のPhoto Studio Festaによる前撮り・写真撮影など、お客様お一人お一人のご希望に添ったお手伝いをさせていただきます。