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振袖着付に必要なものは?タンスの中にあるけれど?!

こんにちは、山口市中心商店街米屋町にあります、ふじもと呉服店の原田です。

振袖のことは、気になるけれど、猛暑の中では動きたくないから涼しくなってからとお考えの方やお母様の振袖があるけれど、夏は暑くて、汗で汚れてもいけないと思って時期を見ながらと考えの方、そろそろ動かれませんか。

タンスや箱、桐箱きりばこなどに振袖は入っているけれど、「着るのに必要なものがどれか分からない」ということが、振袖など着物に対して不安や不満になっているのではないでしょうか。

ブログを読んで少しでも解消されたら嬉しいです。

今までにも振袖一式のことや、ママ振袖の丸洗い、お手入れについて書いていますが、今回は、振袖の着付けに必要なものをお伝えします。

ふじもとでは、振袖一式として購入の場合はすべてセットとして入っています。

振袖レンタル一式にも小物レンタル品をセットしています。

どうしようと考えられるのがママ振袖着用の方です。

お母様が使用されたものなどお持ちのもので揃えてみて、無いものだけ購入の場合と小物だけは新しくしようと、小物一式箱に入っているセットの購入を考えられます。

しかし、小物ってそもそも何が必要なの?ところで、どこに使うの?

など分からないこともいっぱいではないかと思っています。

洋服の時のネックレスなど装飾品のように、無くても良いものがありますが、振袖などの着物には装飾品に見えてもすべて意味があります。

 

振袖の小物のご相談も、ふじもと呉服店

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ブログ見所

〈着付けの順番と共に商品紹介〉
①下着と足袋たび
肌襦袢はだじゅばん裾除けすそよけ
③補正・腰パット+タオル2枚
長襦袢ながじゅばん衿芯えりしん+腰ひも1本+マジックベルト
重ね衿かさねえり、別名伊達衿だてえり
⑥振袖・腰ひも2本+伊達締めだてじめ
帯板おびいた(前板)
袋帯ふくろおび・三重ひも(四重もあります)
帯枕おびまくら帯揚げおびあげ
帯締めおびじめ

 

 

 

〈着付けの順番と共に商品紹介〉

1、下着と足袋たび

2、肌襦袢はだじゅばん裾除けすそよけ

3、補整

4、長襦袢ながじゅばん衿芯えりしん+腰ひも1本+マジックベルト)

5、重ね衿かさねえり

6、振袖(腰ひも2本+伊達締めだてじめ

7、帯板おびいた

8、袋帯ふくろおび(三重ひも)

9、帯枕おびまくら帯揚げおびあげ

10、帯締めおびじめ

 

 

①下着と足袋たび

下着は和装インナーをおすすめします。

和装ブラ

バストが目立たないようになだらかなきれいな着姿のために着用します。

襟ぐりの開いたインナーでもOKですがカップなどの型が出ないもの(無いもの)が良いです。

足袋たびは4枚こはぜ(足袋たびを止める金具の数)5枚こはぜとありますが、正装には高さがあり肌が見えない5枚と言いますが、特に正装、振袖は床、草履ぞうりギリギリに長めに着ますので4枚でも大丈夫です。

着付けがスムーズに出来るためには足袋たびを履く練習もしていくことも大事です。

足袋を履く手順

 

肌襦袢はだじゅばん裾除けすそよけ

肌襦袢はだじゅばんは着物の下着になりますのでガーゼなど綿で汗を吸いやすいものになっています。

肌襦袢

裾除けすそよけは、腰から下に巻く下着です。

腰巻きとも言います。

裾除け

2枚が別々タイプとワンピースタイプ、どちらを選ばれてもOKです。(ふじもとのセットは、別々です。)

 

 

③補正・腰パット+タオル2枚

腰パットだけの場合、タオルを1枚or2枚はさむ場合があります。体型によって調整します。

腰パットが無い場合はタオルで代用出来ます。

腰パッド

 

長襦袢ながじゅばん衿芯えりしん+腰ひも1本+マジックベルト

長襦袢ながじゅばんには必ず半衿はんえり(無地や刺しゅう入り)が付いているか確認をお願いします。

衿に衿芯えりしんを通していきます。

衿芯

これで着付け前の準備OKです。

着付けには、腰ひも1本必要です。

腰紐

その上にマジックベルトします。

マジックベルト衿元えりもと、胸元を整えて、着崩れを防ぎます。

(マジックベルトと伊達締めだてじめは同じ役目ですから、伊達締めだてじめ2本(着物分と)でも良いです)

 

 

重ね衿かさねえり、別名伊達衿だてえり

首元を華やかに見せるためでもあり、また振袖や留袖とめそでのようにお祝いで着る物ですから「幸せが重なりますように」という意味があります。

重ね衿

着付けの時は、振袖の衿に縫い付けたり、付属の止め具(重ね衿かさねえりと一緒に入っています)を使ったりしますが何もしないまま(そのまま)で着付けは出来ます。

 

 

⑥振袖・腰ひも2本+伊達締めだてじめ

いよいよ振袖を着ます。

まずは腰ひも1本で腰ひもと言われるように腰(ウエストまわり)を結んでいきます。

着付け腰紐

次に胸まわり(衿合わせ)にもう1本使います。

襟元腰紐

そして、伊達締めだてじめをしていきます。

襟元伊達締め

マジックベルトと同様に衿元えりもとや胸元、腰まわりを整えて、着崩れを防ぎます。

 

 

帯板おびいた(前板)

帯にしわが入ったりしないように使います。

今回は、後ろにゴムが付いているので、先に帯板おびいたを付けましたが、帯を締める時にはさむタイプ(後ろゴム無し)もあります。

帯板

 

袋帯ふくろおび・三重ひも(四重もあります)

帯を結んでいきます。

三重ひもとは、後の帯を華やかに結ぶために必要な物です。

振袖には必需品ですが、お母様が留袖とめそでや訪問着などでは、二重太鼓をする時は使うことはありません。

三重仮ひもと帯

帯結び

 

帯枕おびまくら帯揚げおびあげ

帯枕おびまくらは、帯結びの型を整えるものです。

帯揚げおびあげの中に入っています。

帯揚げおびあげは、帯枕おびまくらを包んで使うだけではなく、前は帯の上に出るものですから、全体のコーディネートを決める重要なポイントの一つになります。

帯枕

帯揚げ前

 

 

帯締めおびじめ

帯締めおびじめは、その名の通り帯を締めるものですが、帯揚げおびあげと同様に全体のコーディネートを締めるものでもあります。

帯締め

帯締めおびじめにも種類があります。

カジュアル(紬・小物など礼装ではないもの)用から礼装用などと、合わせるものが違います。振袖には、飾りが付いていたりと、見た目から華やかです。

 

 

黒い振袖

写真と合わせながら紹介してきましたが参考になることありましたら幸いです。

 

☆振袖一式購入…着付けに必要なものも揃っています。

☆振袖一式レンタル…着付けに必要なものも揃っています。

☆ママ振袖…お持ちのものをご持参下さい

 

単品購入(必要なものだけ)や着付けに必要な小物は、箱にセットしているものもあります。まずは、相談、見てもらうことが良いと思います。

「なんだろうこれ?」「わからない」で時間が過ぎてしまいます。“20歳のつどい”の準備は他にも決めなければいけないことがありますから、まずは振袖を決めることから始めましょう。

動いてみようと思ったその日があなたのベストシーズンです。

 

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ふじもとは、山口市中心商店街、米屋町で創業102年の呉服店です。永年地域密着でご愛顧いただいております。

これからも家族の絆をテーマにハレの日のお手伝いをさせていただきます。