スタッフブログ
こんにちは、山口市中心商店街、米屋町にあります。ふじもと呉服店の原田です。
4月から新生活もスタートして少し慣れた頃のゴールデンウィークでしたが、それぞれの10日間を過ごされたことでしょう。
今年1月に世界?!に山口市を紹介されたおかげで、商店街も人通りが多くなりました。今の時季店頭には浴衣を出しています。浴衣の奥には振袖の間、華やかな店内をぜひ見に来てください。
さて、今回のタイトル意味わかりましたか？
今までにブログを読んだことがある方は、よく出てくる「私の振袖がありますから」と言われる”ママ振”のことです。
でも、実際全部もって来ていただきますと、「あれ？どこいった」ということや、振袖(着物)以外が見つからないと言われる方のためにもう一度確認してもらいたいからです。
あると思うから、大丈夫ではなく、大切な二十歳のつどいをお迎えのお嬢様のためにちょっと動いてみてください。
また、これを読んでもらっているお嬢様(ご本人)は、お母さん、家族の方へ、振袖はどうするの？揃っているの？と聞いてみて下さいね。
梅雨前のこの時季、振袖を出してみましょう。
<早目に考えて、動く理由>
<一式揃えて置いている…はず！がなぜ？>
<早目に考えて、動く理由>
1.購入orレンタル、ママ振
購入orレンタル、ママ振が決まると、当日の予約がスムーズ、前撮り撮影日も決めやすい。
2.ママ振どこへあるの？
ママ振が揃っていると思っていたのに、どこへあるの？探す時間がかかる。
3.振袖は納品まで3ヶ月
振袖を購入、オーダーレンタルの仕立てや、ママ振の仕立て直しをしてから納品まで3ヶ月はかかります。
この1〜3の中でも購入orレンタルを希望のお客様は、身軽に手ぶらでご来店いただけますが、ママ振は、持参品が多いです。
私の振袖・(ママ振、姉振、おば振、おばあちゃんの振袖)…一式揃えて置いている…はず！が
なかなかそうでもないことも多いです。
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<一式揃えて置いている…はず！がなぜ？>
その①
お母様の実家に置いたままになっていて、もう何年も出していない。
その②
お母様の姉妹で着用されて、今どこの家にあるのかわからない。
その③
「○○だけ貸したまま返してもらってないことを思い出した。」
その④
そういえば、もういらない、何かわからないし、古いから捨ててしまった。
その⑤
「ある」と思っていたけれど、本当は何が必要なものなのかわからない。
その①〜⑤他いろいろな事例がありますが、いちばん大切なことは、持っている振袖をお嬢様に見せてあげることです。
広げたら、たためない、寸法ってどこが合えばOKなのかなど、不安もあると思います。
そんな時のお手伝い呉服専門店におまかせ下さい。寸法のこと、コーディネート、着物クリーニングのことなど、全部おまかせ下さい。
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今、ママ振はトレンドとして紹介されているように、着たい、着せたいのニーズは増えています。お母様、おばあちゃまの振袖を可愛くorカッコよく、古典的orモダンにと、小物1点1点合わせながらお嬢様好みに素敵にコーディネートすることで、20数年後〜の振袖にまた想い出をつくれます。
そのためにも、早目の行動が大事です。先程、寸法という言葉を出しましたが、呉服で言う寸法とは、長さ、サイズのことです。
お母様の振袖をお嬢様に着付けすると、長すぎるということは、ほとんど無いのですが、身丈や裄丈が短いため仕立て直されることもあります。
(※身丈…身長に対しての着物の長さ。女性物はおはしょりをつくりますので、長めに仕立てます。それに対して着丈…着てちょうどの長さのことで、男性の着付のように、長さそのまま着れる長さのこと。裄丈…肩の幅と腕の長さ。)
仕立て直しするには、全部ほどいて、洗いやシミ落としなどがやりやすく、きれいな状態にします。
(洗い張りといいます。シミなどは状態によっては出来る限りになりますが)
そしてもう一度仕立てますが、今度は、お嬢様の寸法にしていきます。そこで1つ注意することがあります。仕立て替えてもほとんど寸法が変わらないこともあります。
それは、元々長さがなかったりすることがありますので、洗い張りしてきれいにすることが目的の場合は良いのですが、寸法が変わらない場合は、そのままの着用をおすすめします。
ですから、仕立て替えメリットは、きれいになりお嬢様の寸法に出来る。デメリットは仕立て代が必要になり、裏なども新しくすればその分もプラスになります。
どちらにするか、まず相談が大事です。洋服と違いある程度の寸法は着れますし、又、仕立て替えることが出来るのは、着物の良いところです。
それを見極めるのも技術がいりますから、ダメだ！と思わず相談が一番です。
この振袖で”20歳のつどい”に出たい、行けると思ったら、いよいよコーディネートです。必要なものは全部買うこともOKですが、これはお母さんのもの(色合わせが良い)が使えますよということもありますから、全部持って来て下さい。
今どきのコーディネートや髪飾りで”20歳のつどい”を迎えると共にもう1つ、お嬢様の前撮りの特にお母様の振袖を選ばれて購入されたと思われるお祖父母様にも記念に残してあげたいのがお母様の時のコーディネートを着付けして、撮影して下さい。
今しか出来ないこと、今だから出来ることもいっぱいあります。お母様の時の写真と見くらべる楽しみもありますよ。
見たくない…と声が聞こえそうですが…。
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ふじもとは、山口市中心商店街、米屋町で創業101年を迎えた呉服店です。永年地域密着でご愛願いただいております。これからも家族の絆をテーマにハレの日をお手伝いさせていただきます。