スタッフブログ
2022年、皆様
明けましておめでとうございます。
今年の栄えある一回目は
呉服部の原田が担当させて頂きます。
どうぞよろしくお願いします。
いよいよ、成人の日が近づいて参りました。
山口県内では、三が日の間に行われたところもありますが、ほとんどの地区は
「成人の日」の前日です。
9日の日曜日に成人式が行われる
9日、10日に成人式をお迎えのお嬢様、
ご家族様は当日のヘア、メイク、着付けの事、
又、会場までの送迎など相談なさって
いらっしゃる事と思います。
ふじもとでは着付けの準備も終わり、
あとはお嬢様のご来店を待ち、
当日良いお天気になる事を
祈るばかりとなっています。
お母様方が気になる事は、
お嬢様の振袖姿。
ヘア、メイク、着付け全てが
満足であるかどうかです。
次に気になるのは、
終わった後の振袖一式をどうしたらいいのか、
という事と思います。
そこで今回は、
当日お嬢様に注意してほしい事と、
その後のお手入れなどについて
お話したいと思います。
☆1.着付けの時に聞いてみて!☆
お嬢様お一人に着付師1〜2人で
着付けを行います。
ほぼ初対面ですので、それだけでも
緊張されると思いますが、
不安に思う事は何でも聞いてくださいね!
例えば、
「お手洗いの時どうしたら良いですか?」
又、腰紐で締めたところが痛い、苦しいや
違和感がある時は、早めに伝えてください。
振袖ですので洋服の時とは全く違いますが、
苦しい思い出だけが残らないように、
私たちも頑張ります。
☆2.車の乗り降りや階段!☆
お袖が長いため、袖底が地面に着いてしまう事があります。
又、ドアに挟んでしまう事もあるので
気をつけてください。
この様に、腕に袖をかけると
袖底も汚れ防止になります。
イスに座る時、華やかな帯結びを
しているので、背もたれで帯が潰れないように
イスには浅く腰をかけて下さい。
☆3.着崩れについて☆
着付けの時の紐の締め方1つで
着崩れしてしまう事もあります。
特に腰紐(ウエスト位置くらいの1番大事な所)は、着物の丈が決まるところですので、
最初は少しキツめかも知れません。
最初から緩めておくと、
時間が経った時に、裾も下がり、
落ちそうで、かえってズルズルした
感じで落ち着かなくなります。
動きも気をつけて下さい。
振袖(着物)を着ている時は、
大きな動きをしない事です。
高く手をあげたりしますと、
全体が動いてしまい、バランス、
特に襟合わせなど崩れてしまいます。
久しぶりにお友達に会って
思わず動いてしまいますが少し
おしとやかな動作を心がけてくださいね。
☆4.気になる天気☆
「着物でお出かけしたかったのに
雨だったから洋服にした。」
という話はよく聞きますが、
成人式は、雨でも雪でも一生に一度。
この日のために準備した振袖で出席してくださいね。
もしも、雨や雪になった時に気をつけてほしい事(これは飲み物や、食べ物がついた時も同じです)
濡れた時、汚れた時に
おしぼりなどで拭いてしまいますと、
水濡れでシミが広がってしまいます。
振袖は、〈正絹〉絹織物で繊細ですので
特に注意してください。
これは覚えておいてください!
もしもシミが残った時は
すぐに持って来てください。
(呉服店や必ず着物を扱っている
クリーニング店へ)
ふじもとなど、振袖を準備した
お店に持って行かれる事をオススメします。
なぜなら、振袖に汚れ防止の加工が
してある場合もあるからです。
ふじもとでは振袖には
パールトーン加工という、
撥水防汚加工をしています。
お持ちの振袖、振襦袢や帯にもオススメしています。
水はじきなど加工がしてある場合は、
水玉になってポロポロと落ちていきますので、
無理に拭かず、そのままの状態で大丈夫です。
どうしても気になる時は、
ハンカチなどで(必ず乾いた布)
軽く吸い取るようにしてくださいね。
決して拭かないように!
撥水加工のしてないお着物等の
クリーニングやシミ抜きの相談も
お受けしています。
気になる事がありましたら、
気軽にご相談下さいね。
ふじもとでは、
「家族の絆作り」をテーマに、
お手伝いをさせて頂いています。
お嬢様の晴れやかな笑顔、
見守るご家族の温かい笑顔を励みに、
万全の準備をしています。
どうぞご自愛頂き、ご来店くださいます様、
心からお待ち申し上げております。
ふじもとは、山口県内で唯一の日本着物システム(JKS)の加盟店として