スタッフブログ
こんにちは!ふじもと呉服店直営のPhoto studio Festaの大澤です。
前回のブログでは「新緑の季節に!成人式前撮りをロケーション撮影で!」について書かせていただきました。
前回のブログはこちらになります。
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それでは本題に入りましょう。
今回の内容は『振袖に合わせる帯揚げ』です!
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今回のブログでは
『帯揚げの種類』
『振袖向けの帯揚げ』
『帯揚げによって変わるコーディネート』
についてお話しています。
最後までご覧いただければ、
帯揚げの形や色やコーディネート、また場面に応じた帯揚げの使い分け、が分かるようになっているので、是非最後までご覧ください。
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《目次》
・帯揚げとは
・人気の帯揚げの種類と特徴
・振袖に合わせる帯揚げって?
・帯揚げによって変わるコーディネート
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・帯揚げとは
帯揚げとは、
着物や振袖を着る際に帯の上部を覆い、装いを華やかにするための装身具で30cm×170cm程度の長さがあります。
名前の由来は帯を揚げるために用いられることから”帯揚げ”とつけられました。
具体的には、帯の上部に巻いて結び目を覆うための小物であり、コーディネートの引き立てる役割を担います。
帯揚げは多様な素材や柄で作られており、絞り染めや刺繍などの伝統的な技法で織られています。
着物や振袖の季節や場面に合わせて選ぶことが一般的で、そのデザインや色柄が着物全体の印象を左右する重要な小物のひとつです。
・人気の帯揚げの種類と特徴
帯揚げにはさまざまな種類があります。
例えば、絞りやふくれ、ちりめん刺繍、鹿の子しぼり、ベルベット、レース、綸子、絽、紗などがあります。
それぞれの帯揚げには特有の質感や風合いがあり、着物や振袖のテイストに合わせて選ぶことが重要です。
〇綸子
→綾織りの絹地で作られた帯揚げの一種です。
綾織りとは、斜めの縞模様が特徴的な織り方であり、綸子の帯揚げはその織り方によって表面に光沢感があり、上品でしっとりとした風合いが特徴です。
〇絞り
→日本の伝統的な染色技法の一つであり、縮緬地に特有の絞り染めを施したものを指します。
絞り染めは布地を細かい束に絞って結び、その絞り目に染料を染み込ませることで、模様を作り出します。
〇ふくれ
→表面に盛り上がった「凹凸のある模様」を織り出した織物のことをいいます。
浮き上がったような立体感のある模様が着た際にボリュームを出してくれます。
〇ちりめん刺繍
→凝った柄や色合いが映えるものとなっています。
大きい刺繍や細かい刺繍が入ると、どこを前面に出すかによって印象が変わってきます。
〇鹿の子しぼり
→絞りと同じように、布地を糸で縛って染める技法の一つです。
解いた後の模様が、子鹿の背中の模様に似ていることから名前が付きました。
〇ベルベット
→高密度に組まれた糸で織られた、表面が滑らかで光沢感があり、触り心地が豊かな生地です。
豪華な印象を与え、冬の着物やフォーマルな場面で使用されます。
〇レース
→糸を編んで作られた模様の美しい生地で、通常は透け感があります。
主に着物の襟や袖口、帯などの装飾に使われ、女性らしい華やかさを演出します。
帯揚げ以外にも、重襟や振袖でも度々目にするようになりました。
・振袖に合わせる帯揚げって?
さまざまな帯揚げを紹介しましたが、一概に決まりはありません。
その中でも人気なのが”絞り”と”ふくれ”になります。
絞りの帯揚げは、その繊細な柄や風合いが特徴的であり、基本的に振袖との相性が良いとされています。
振袖は若い女性が着る正統な着物であり、その華やかさや色彩を引き立てる帯揚げとして絞りが選ばれることが多いのです。
一方で、振袖以外の着物に絞りの帯揚げを合わせることは少ないです。
例外として、振袖に近い華やかな訪問着や色無地など、若干の調整やセンスによって他の着物にも合わせることが可能ですが、一般的には振袖との組み合わせをおすすめします。
帯揚げの色や柄は振袖を選ぶ際に重要視されます。
着物や振袖の柄や色合いに合わせて調和させることで全体のバランスが整いますし、帯揚げは装いのアクセントにもなるので、自分の個性や好みを表現するチャンスでもあります。
振袖を身に纏う特別な日の装いには、日本の伝統と洗練された美しさを感じることができるでしょう。
・帯揚げによって変わるコーディネート
〇帯の色に合わせる
【モスグリーン】
帯の金色と帯締めに合わせた薄い黄色のふくれ
【ブルー】
白銀の帯とハイカラな帯締めに合わせて今風なホワイトのレース
〇着物と同系色にする
【うす紫】
着物の地色に合わせ映えるように少し濃い目のふくれ
〇小物で揃える
【ホワイト】
重襟と帯の赤いラインに合わせた赤色とシンプルだからこそ目を引く金のライン
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如何でしたでしょうか。
帯揚げにも様々な形があり、用途があり、季節や、色もあり、表現の幅が広がる小物となっています。
振袖を選ぶ際の参考になれば幸いです。
このように、帯揚げは単なるアクセサリーではなく、着物や振袖との調和を図る重要な要素です。
様々な種類や素材を試してみて、自分に合った帯揚げを見つけてみてください。
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大澤